繁盛していない蕎麦屋さん。

でも、
おいしい蕎麦屋さんが近所にあります。

ここからどういった展開をしていくのか
見守っているわけですが、

ついに割引開始しました。

 
この先の展開がまた楽しみではありますが、
この割引について考えていきます。

 
私達の身の回りは、
価格競争が一般になっています。

スーパーや家電量販店などがそうです。

薄利多売勝負の世界ですね。

 
その影響から、
自分で店を持った場合、
「客が来ないのは価格が高いから」
という意識が働くことが多く、

その結果、安売りを仕掛け、
「どこよりも安く」
という方向で勝負しようと考えてしまいます。

 
楽天やヤフーショッピングでの流れは
この方向に向いてます。

比較できるのは価格が安いというのが
メインになっているわけですね。

 
この価格を安くするという行為は
ただただ単純に自分を安く見せる行為です。

価格というのは、
そのものの価値をお金という単位で表したもの。

ということは
お金で表すとこのショップの価値は低いので、
それなりのお金しかいただきませんよ〜。

と言ってるわけです。

 
もちろん
「安いから」という理由は買う理由になります。

それでは、
世の中のすべての人が、
世の中のすべての物を
「価格が安い」
という理由だけで買っているのかというと

もちろん違います。

ブランド品は超デフレ期と言われたときでも売れてます。

つまり
勝負をするのは価格だけではないということです。

安売りをすることが悪いわけではありません。

まだまだ勝負できるものがあるにもかかわらず、
価格勝負をしてしまうということです。

まずは
きちんと自分の魅力、自分のショップの魅力というものを伝える。

そういうことをまずやってみましょう。

 
安売りなんていつでもできますから。