最近いろいろな場所に高齢者の施設や事業所ができている
ということをよく思うわけです。
特にぽんぽんと新規で出来ているのが
デイサービスセンターですね。
でもあんなにたくさん作っても、
みんな同じような場所でしかなく、
差別化なんぞは、できていない状態なわけです。
さて、
そういった高齢者の施設や事業所は
介護保険という枠の中で生きているので、
特に競争意識もなくやっているというのが
本当のところでもあるわけです。
これからもどんどん高齢者が増えていくので、
まぁ作っておけば儲かるという算段でしょう。
さてこのデイサービスセンターの今の流行りは基本的にリハ系。
人が集まって、機能訓練してみたりとか、
簡単な運動してみたりとか。
これがどこもかしこもやってるってことです。
これやっとけば儲かるよ
ってどこかから言われてやってるんでしょう。
それだけぬるい環境の中でいきているわけですが、
一気に崩れ落ちる可能性があります。
例えば、
制度が変わるといきなり堕ちていく可能性が高くなります。
介護保険によって養われているご身分なため、
介護保険法が改正され、リハ系のデイサービスセンターが
重視されなくなると、一気に苦しくなるわけです。
そして、
介護保険によって養われなくなると、
自分たちの手で存続させないといけなくなる。
つまり、介護保険の適用がないために、
通っている人は今まで自己負担が１割とかの負担で済んでいたものが、
全額負担して通ってくださいということになるということ。
何か特殊なことをやっているわけでもないため、
別に行かなくちゃなんてことにはならないわけです。
お客さんに何の魅力も伝えられていないから、
来なくなるということです。
この状況って価格競争をしていて、
他店に価格で負けてしまうと、
お客さんがこないのと似ているかなと思います。
魅力が何も語れないから、価格で勝負。
そして失敗する。
高齢者の事業所はお上に守られているところも多いので、
なかなかしぶとかったりしますが、
こっちの世界ははそうもいかないですからね。
結局、自分を守るのは自分だけなので、
お客さんが離れないようきちんと魅力をきちんとわかってもらいましょ！
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